比較

PDF→Markdown(マークダウン)変換ツール8選(2026年)

すべての人に最適なツールはありません。ホスト型、オープンソース、企業向けの選択肢を同じ基準で比較し、用途ごとの向き不向きをまとめます。pdf2md.devも対象に含むため、判定基準を明示しています。

要点

必要な条件から選びます

設定不要で無料の即時変換ならpdf2md.dev、自己ホストならMarker、Docling、MinerU、LlamaIndex内のRAGならLlamaParse、企業調達ならAdobe PDF Extract、bounding boxとconfidence score付きOCRならMistral OCR、小さなローカルの複数形式ライブラリならMicrosoft MarkItDownが候補です。

比較表

8つの変換ツールを一覧で比較します

形態、無料利用、組み込みOCR、自動化方法を並べます。

ツール 形態 無料利用 組み込みOCR API / エージェント
pdf2md.dev ホスト型 匿名で無料 あり REST + ホスト型MCP
Marker 自己ホストライブラリ 無料(自己ホスト) あり (Surya) Datalab API(有料)
Docling 自己ホストライブラリ 無料(MIT) あり ライブラリ
MinerU 自己ホストライブラリ 無料(オープンソース) あり ライブラリ
LlamaParse クラウドAPI 10k credits/mo あり REST + SDK
Adobe PDF Extract 企業向けSaaS 500 tx/mo (≤2,500 pages) あり REST API
Mistral OCR クラウドAPI ページ従量課金 あり REST API
MarkItDown 自己ホストライブラリ 無料(MIT) なし (プラグイン) ライブラリ

競合製品の詳細は各プロジェクトの公開ドキュメント、pdf2md.devの値は現在の無料プランに基づきます。変更されるため、最新情報は各公式ソースを確認してください。

詳細

用途ごとの向き不向き

広い用途に合う順に並べ、別の比較ガイドがある場合はリンクしています。

1

pdf2md.dev 無料ですぐ変換したい場合

ホスト型なのでインストールやGPUは不要です。OCR、Markdown表、数式に対応し、ブラウザで匿名の無料利用ができます。同じ変換をREST APIとホスト型MCPから呼べます。

2

Marker 高品質な自己ホスト

広い形式に対応するオープンソースライブラリで、難しいページ用の--use_llmもあります。GPU向けで、ライセンスは売上高$2M未満で無料です。

3

Docling 整った文書と表

IBMのMITライセンスのライブラリで、表構造モデルが強みです。pdf2md.devではDoclingをホスト型エンジンとして利用できます。

4

MinerU 高密度で複雑なレイアウト

段組みが多く、数式の多いページに強いオープンソースの自己ホスト型エンジンです。pdf2md.devでもエンジンとして利用できます。

5

LlamaParse LlamaIndex内のRAG

LlamaIndexパイプラインと統合するGenAIネイティブのクラウドパーサーです。複雑な文書用のagentic parseモードがあり、クレジット制でアカウントとAPIキーが必要です。

6

Adobe PDF Extract 企業向けSaaS

読み順、リンク、画像、表をMarkdownに保つベンダー提供のサービスです。有料価格は見積もり制で、文書はAdobeのクラウドで処理されます。

7

Mistral OCR 構造メタデータ付きOCR

Markdownに加え、bounding box、confidence score、block labelを返す従量課金のAPIです。多言語に対応し、アカウントとAPIキーが必要です。

8

Microsoft MarkItDown 小さなローカルライブラリ

PDF、DOCX、XLSX、PPTXなどをMarkdownへ変換するMITライセンスのPythonライブラリです。軽量ですが組み込みOCRはなく、複雑な表は制限があります。

エンジンについて: DoclingとMinerUはpdf2md.devが内部で使うオープンソースエンジンです。pdf2md.devを選ぶと、無料の匿名プラン付きで両方をホスト型で利用できます。

評価基準

実用的な6項目で比較します

セットアップと利用開始

インストール、GPUの準備、アカウント登録なしで変換できるかを見ます。

組み込みOCR

スキャンPDFと画像だけのPDFを多言語でそのまま読めるかを見ます。

表と数式

表と数学記法を平坦化せず、実際のMarkdown構造として保てるかを見ます。

APIとエージェント

REST APIやホスト型MCPからコードとエージェントが呼べるかを見ます。

料金体系

無料、定額プラン、ページ単位クレジット、企業見積もりのどれかを見ます。

自己ホスト

必要な場合に完全に自社のマシン上で実行できるかを見ます。

ホスト型

インストールなしで試してみます

pdf2md.devはブラウザから無料で変換でき、同じ変換をREST APIとホスト型MCPでも提供します。開始時にインストール、GPU、アカウントは必要ありません。

FAQ

よくある質問

最も良いPDF→Markdown変換ツールは?

用途によります。設定不要で無料の即時変換ならpdf2md.dev、自己ホストならMarker、Docling、MinerU、LlamaIndex内のRAGならLlamaParse、企業調達ならAdobe PDF Extract、構造化OCRならMistral OCR、小さなローカルライブラリならMicrosoft MarkItDownが候補です。

最も良い無料のPDF→Markdownツールは?

pdf2md.devはアカウントなしでWeb変換を無料利用できます。Marker、Docling、MinerU、MarkItDownも自分で計算リソースを用意すれば無料で自己ホストできます。

スキャンPDFに向くのはどれですか?

組み込みOCRがあるpdf2md.dev、Marker(Surya OCR)、Docling、MinerU、Mistral OCRが候補です。MarkItDownはLLM Vision APIを呼ぶ別のOCRプラグインが必要です。

RAGパイプラインに向くのはどれですか?

pdf2md.devはchunkingしやすいMarkdown、REST API、どのフレームワークからも呼べるホスト型MCPを提供します。LlamaParseはLlamaIndexとの密接な統合が強みです。

どのように順位を決めましたか?

無料利用、セットアップの少なさ、組み込みOCR、表と数式、APIとエージェント接続、自己ホストで比較しました。pdf2md.dev自身も掲載しているため、判定基準を明示し、各製品の強みも記載しています。