数式と公式

PDF数式・LaTeXをMarkdown(マークダウン)に変換

多くのPDF抽出ツールでは数式が意味のない文字列になります。このツールは数式を保持します。インライン数式と別行立て数式をLaTeX形式で残すため、科学・技術文書を人にもLLMにも読みやすい状態で変換できます。

要点

変換後も数式を保持

PDF内の数式は数式データではなく描画として保存されるため、コピー&ペーストや一般的な変換ツールでは記号の並びが崩れます。ここではインライン式も別行立て式も認識し、LaTeX形式の数式として書き戻します。導出、変数、単位が保たれるため、物理論文、数学教科書、工学仕様書を読み取り、検索し、モデルへ渡せるMarkdownへ変換できます。

手順

数式入りPDFを4ステップで変換

アカウントは不要です。数式を含む文書全体を変換します。

1

変換ツールを開く

Chrome拡張機能を追加するか、PDF→Markdown変換ツールを開きます。

2

数式入りPDFを追加

ファイルをドラッグするか、PDFの直接URLを貼り付けます。学術誌やプレプリントサーバーの論文にも対応します。

3

ジョブの完了を待つ

ステータスはqueued、processing、readyの順に進みます。インライン数式と別行立て数式は平坦化せず、数式表記として保持します。

4

コピーまたはダウンロード

レンダリング済みMarkdownとソースをプレビューし、数式をコピーするか.mdファイルをダウンロードします。

保持される内容

表示用数式から再利用できる形式へ

インライン数式と別行立て数式

文中の式も別行立て数式も、画像ではなく数式表記として保持します。

スキャンされた数式

スキャンされたページの数式は、文書のほかの部分と同様にOCRで処理します。

表の周辺にある数式

の中や周辺にある数式を保持しながら、表をMarkdownとして再構築します。

LLMで利用可能

崩れた記号より、整った数式表記の方がプロンプトやRAGパイプラインで有用です。

非常に密な数式や手書き数式も変換できますが、難しいページは目視確認を推奨します。組版された数式はきれいに変換できます。

変換前と変換後

変換された数式の例

一般的なPDF抽出ツールでは、二次方程式が崩れた記号列になります。ここでは同じ式を、読み取りとレンダリングが可能な数式表記として返します。

通常のテキスト抽出

x =  b  b2  4ac
        2a
(symbols dropped, layout lost)

PDF→Markdown

$$x = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a}$$

Markdownには分数、根号、添字、上付き文字を含む式の構造が数式表記として残ります。GitHub、Obsidian、KaTeXやMathJaxを使うドキュメントサイトやノートブックなど、数式をレンダリングするビューアでは正しく組版されます。プレーンテキストでも、LLMはばらばらの記号ではなく一貫した式として読み取れます。どちらの場合も、PDFから取り出した後に意味が残ります。

混在する文書にも対応します。 文章、文中の式、別行立て数式、表、図が同じページにあっても、それぞれを元の位置で処理します。数式だけを末尾へ移さず、解説を正しい順序で読めます。

よくある質問

よくある質問

PDF変換時に数式を保持できますか?

はい。インライン数式と別行立て数式を崩れた文字列へ平坦化せず、数式表記として保持するため、技術・科学PDFをMarkdownで利用できます。

数式はLaTeXとして出力されますか?

数式表記はレンダリング可能なLaTeX形式で保持されます。数式が崩れた記号列にならず、Markdownや後続ツールへ渡せます。非常に密な数式や手書き数式は目視確認が必要な場合があります。

スキャンPDF内の数式はどうなりますか?

スキャンされた数式もページのほかの部分と同様にOCRで処理され、画像ではなく選択可能な数式表記になります。スキャンPDFの変換もご覧ください。

表の中の数式にも対応しますか?

はい。表の中や周辺にある数式を保持しながら、表自体を再構築し、整列したMarkdown表へ変換します。

数式の多いPDFに適したエンジンは?

MinerUは密度が高く数式の多いページに強く、Doclingは整った文書を高速に処理します。文書に適したエンジンを使用します。

無料で使えますか?

はい。無料プランではブラウザから匿名で変換できます(3スロット、10 MB、処理時間15分、保持時間1時間)。有料プランでは各上限が増えます。